高村光雲作の観音銅像になります。
優雅な姿勢や流れるような衣の表現、穏やかで慈愛に満ちた表情などが印象的、手に持っている蓮の蕾は、悟りの象徴として知られ、仏の智慧や慈悲の広がりを示しており、慈悲と救済を象徴する存在です。
サイズ:
高さ 40cm
横幅 12cm
奥行 12cm
重さ 3.2kg
経年による変色やカビが仏像全体に見られますが、出品用の写真を撮影するために、顔の部分を柔らかい布で軽く磨きました。ご覧のように美しい金色が輝いています。材質は純銅製だと思います。
高村光雲(たかむら こううん)は、日本の近代彫刻の先駆者であり、伝統的な木彫技法を活かしながらも、西洋の写実的な表現を取り入れた作品を多く手がけました。彼の仏像は、繊細な造形美と温かみのある表情が特徴です。
この聖観音像も、金属製の仕上げが施されており、美しい光沢が高級感を漂わせる一方で、時代を感じさせる趣もあります。高村光雲の作品としての刻印があり、彼の作風を思わせる造形美が感じられます。
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